経済的損失、電力…セパ同時開催決定も難題山積

[ 2011年3月25日 06:00 ]

セ・リーグ4・12開幕決定

 セ・リーグがパ・リーグに同調し落着した日程問題だが、セ・パともに解消すべき課題は多い。

 東北電力、東京電力管内での4月中のナイターを自粛するが、5月再開のメドは立っていない。文科省の要請は「少なくとも4月中」と以後の電力事情も見えていないからだ。

 特にデーゲームでも同量の電力を消費する東京ドームで5月以降試合が開催できるのか。電力の消費量が急激に上がる夏場はどうだ。あるセ球団幹部は「東京ドームで試合ができないとなると、相当な経済的損失。巨人だけでなく球界全体の問題だ」と危機感を表した。

 セは先に「減灯」や冷暖房不使用など4割の節電策を発表したが、電力事情や国民感情が開催を認めるかどうか。事情は西武ドームも同様で、代替開催など対応を急ぐ。

 屋根のない神宮、横浜、QVCマリン、Kスタ宮城では原発放射性物質漏れへの対応も迫られる。

 セ・パともに予定のレギュラーシーズン144試合、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズをすべて行う方針で、日本プロ野球選手会も「どんな厳しい日程でもやり遂げる」(新井貴浩会長)と了解した。延期した18日間、計89試合(セ45、パ44)は原日程の合間や10月以降に組み入れる。終盤は連戦やダブルヘッダーなどの過密日程となる。セ・リーグの新純生理事長(ヤクルト球団常務)は「セ・パ一体となって検討する」と、28日に12球団合同の日程編成会議を開く。

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