光星学院&水城「感謝の気持ち」で堂々行進

[ 2011年3月24日 06:00 ]

開会式で行進する光星学院ナイン

センバツ開会式

(3月23日 甲子園)
 東日本大震災の被災地で第3日の1回戦で対戦する光星学院、水城の選手も開会式で堂々とグラウンドを踏みしめた。

 光星学院・川上主将は「開会式のあいさつの中にも胸が痛くなるような言葉があった」と沈痛な面持ち。前日のリハーサルでは、被害が大きかった東北のナインに「頑張ろう」と声を掛けたという。水城・飛田主将も「こういう大変な時に開催していただいて、感謝の気持ちを持って歩いた」と引き締まった表情だった。

 <大館鳳鳴 大きく腕振り…小貫主将「感動した」>21世紀枠で初出場の大館鳳鳴ナインは、大きく腕を振ってグラウンドを前進した。小貫主将は「感動した」とうれしそうだった。東日本大震災で大きな被害は受けなかったが、同主将は「格好いいプレーはできない。泥臭いプレーでも一生懸命やっているところを見せたい」。同じ東北勢として被災者を勇気づけることを誓った。

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