星野監督 若手投手陣に「ケンカ投法」注入

[ 2010年11月13日 06:00 ]

戸村(手前)の投球を見つめる星野監督

 楽天の第2次秋季練習の第3クールが終了。練習参加の最終日となった星野新監督は若手投手陣に「ケンカ投法」を注入した。

 6回、変化球を多投する3年目の寺田に「当てるつもりで投げてみろ。外ばっかり投げるな!」とヤジが飛ぶと、何倍もドスの聞いた指揮官の声が「そうだ!」と続いた。1408人の観客から歓声が上がり満足げだった指揮官だが、試合後は登板5投手へ厳しく指導した。「内角の制球が悪すぎる。内角を突くとぶつけてしまうという思いがあるみたい。内角を突くというのは幅を広げるのにいい」とケンカ投法の重要性を指摘した。
 練習チェックはこの日が最後となったが「選手といろいろ会話できて、ふつふつと(やる気が)沸いてきた。来年の2月1日にはいい顔で会おうと言った」と本格始動となる来年2月の沖縄・久米島キャンプへ思いをはせた。

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2010年11月13日のニュース