後手後手西武5連敗…6月4日以来の首位陥落

[ 2010年7月27日 21:52 ]

9回、最終打者の坂田が三振に倒れ、厳しい表情の西武・渡辺監督

 【西武3-5ロッテ】球宴期間というクッションを置いても、悪い流れを断ち切れなかった。西武は今季初の5連敗で、6月5日から守ってきた首位の座を明け渡した。渡辺監督は「何とか勝ちたいゲームだったけど、どうしても後手後手」と悔しそうに振り返った。

 一回1死一、二塁から4番の中島が2点二塁打。幸先よく先制したが、追加点が奪えない。二~八回までゼロ行進が続く間に、ロッテに逆転を許した。「いいときなら突き放せるが、今の打線の状態だと、先発を何試合も崩せていない」と監督は言う。畳み掛ける攻撃が影を潜めている。
 許銘傑は七回に勝ち越しを許して降板し、藤田、小野寺の中継ぎ陣も痛打された。大久保前2軍打撃コーチの問題など、グラウンド外で騒がしいチーム。早く白星で気持ちを晴らしたいところだ。

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2010年7月27日のニュース