ロッテ首位に1・5差!福浦が試合決める一発

[ 2010年7月27日 21:03 ]

 【ロッテ5-3西武】2―2の七回1死。ロッテの福浦が勝ち越しの7号ソロを放つ。西武との初戦を制し、首位とのゲーム差を1・5にする一打に「チームに貢献できたのが一番」と静かに喜んだ。

 許銘傑の外角直球をとらえた打球はぐんぐん伸びた。中越えの一発に福浦は「バックスクリーンへの本塁打は2003年以来。素直にうれしいよ」。西村監督は「いろいろな修羅場をくぐり抜けている。本当に頼りになる」と手放しで褒めた。
 久々の中越えへの一発は偶然ではない。打球に力強さを戻そうと自らメニューを組み、体幹を鍛えるトレーニングを昨季中盤から始めた。付き添うトレーナーは「誰よりもウエート場にいる。若手に見習ってほしい」と言う。出番は限られるが、34歳は「日々の準備。それだけはしっかりして臨んでいる」と話す。
 前夜は全員で決起集会を開き、後半戦の目標を39勝15敗と明確にした。福浦は「みんな一致団結してやっている」。優勝への自信を見せた。

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2010年7月27日のニュース