村中 調子最悪も総合力で勝利

[ 2010年7月27日 22:03 ]

 【ヤクルト7-3広島】ヤクルトの村中は今季最悪とも言える調子だった。球威も制球も欠き、何より最大の武器のフォークボールに落差がなかった。空振りは数えるほどで、タイトルを争う奪三振は2。「もっと試合中に修正しないと」と自己評価は辛口だった。

 一方、イニングの失点は最少にとどめ、1度奪ったリードは手放さなかった。球自体は本来のものから程遠くても、崩れることはなく「粘りある投球ができた」。打撃では二回に勝ち越し打。バットを含めた総合力でもぎ取った勝利に、胸を張った。

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2010年7月27日のニュース