しぶとく智弁和歌山 古豪の63年ぶりの夢打ち砕く

[ 2010年7月27日 15:09 ]

 【和歌山大会決勝 智弁和歌山6-3向陽】甲子園大会で歴代単独1位となる通算59勝の高嶋監督率いる智弁和歌山が、今春のセンバツに出場した向陽を下し6年連続18度目の甲子園出場を決めた。

 智弁和歌山は1回に2点を先制。中盤以降点の取り合いになったが、同点は許さず、3人の継投でリードを守りきった。今大会は3回戦で笠田相手に延長11回サヨナラ、準決勝で市和歌山に2点差辛勝と苦しい戦いが続いたが、さすがの勝負強さで和歌山県を制した。

 向陽は勝てば1947年の旧制海草中時代以来63年ぶりの選手権出場だったが、名門の壁に阻まれた。

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2010年7月27日のニュース