渡辺監督は積極采配で動いて勝つ!

[ 2010年7月27日 06:00 ]

練習前、コーチの話を聞く(左から)西武・岸、涌井、雄星の投手陣

 西武・渡辺監督は、2年ぶりのリーグ優勝へ向け、積極采配で夏場を乗り切る。首位は守ったが4連敗で前半戦を終え、2位・ソフトバンクとのゲーム差は0・5。残り50試合の戦い方を聞かれ「中身の濃い50試合にしたい。8月の戦いで見えてくるものがあると思うからしっかりやりたい」と意気込みを語った。

 球宴休み中に大久保前2軍打撃コーチの解任騒動があったが、グラウンドでは勝負に徹する。セットアッパー役のベテラン・工藤に関して、潮崎投手コーチは「できるだけ連投はしないようにするけど、状況によってはあるね」と連投解禁を示唆。工藤も「行けと言われたところで抑えるだけ」と準備はできている。

 攻撃面でも動く。前半戦はブラウンを主に5番に固定したが、森打撃コーチは「ブラウンの状態を見ながらだけど、相性の悪い投手ならクリーンアップに(6番を打っていた)フェルナンデスが入るとか、つながりを考えた打線にしないとね」と相手投手に応じて臨機応変にオーダーを変える構えだ。騒動は関係ない。西武が攻めの野球で首位をキープする。

続きを表示

2010年7月27日のニュース