中日7連勝!先発全員安打で巨人に快勝

[ 2010年7月27日 18:10 ]

5回、勝ち越し2ランを放ち、ナインに迎えられる中日・森野(左)

 【中日10-3巨人】前半戦を6連勝で終え、巨人に迫った中日。球宴明けの後半戦初戦も勢いは続き、10点を奪った。巨人との対決で、最高のスタートを切った。

 3―3で迎えた五回、2死無走者から大島が左前打で出ると、続く森野が甘い直球をとらえた。「完ぺきです」と振り返った打球は、長野の夜空に大きなアーチを描いて右翼席へ飛び込んだ。

 さらにブランコと和田が連打で続き、堂上剛の適時打で2点を追加。谷繁も左翼線への適時二塁打で続いた。谷繁が「みんながいい形でつないでいたので、自分もその波に乗っていけた」と振り返る、鮮やかな6連打だった。7回にも2点を追加。先発全員の16安打で、今季2度目の2けた得点とした。

 前日の26日に「選手たちもその気になってきた」と白井オーナーに報告し、逆転優勝への自信を示した落合監督。その言葉通りの快勝に「きょうの勝因もピッチャー。そういう意味で5得点は大きかった」とピリッとしないチェンを立ち直らせた5回の攻撃を評価した。連勝は7に伸び、宿敵の背中を完全にとらえた。

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2010年7月27日のニュース