九州学院“4度目の正直”で10年ぶり甲子園

[ 2010年7月27日 06:00 ]

<八代東・九州学院>10年ぶり7度目の優勝を決めた九州学院エース渡辺政孝(中央)はマウンドで松永蓮(背番号5)と抱き合う

 【熊本・九州学院7-3八代東】九州学院の坂井監督は「きょうの試合は監督生命をかけて臨んだ」と言う。

 2001年以降は決勝で3度敗れていただけに、10年ぶり7度目の甲子園出場を決めた瞬間は、観客席に向かい拳を大きく突き上げた。昨年の決勝で最後の打者だった山下は「自分のせいで負けた」という思いをぶつけた。この日は守備で魅せる。持ち前の足でピンチを救った。打っても三塁打を含む2安打2打点。「甲子園をかき回したい」と意気込んだ。強豪ひしめく夢舞台で、チームはまずベスト8を目指す。

 ◆九州学院 OBに西武の高山久。校訓は敬天愛人。

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2010年7月27日のニュース