西村健“粘投”1カ月ぶり今季2勝目

[ 2010年5月9日 06:00 ]

 【巨人4―3横浜】巨人の先発・西村健が苦しみながら2勝目を手にした。先制を許した初回など、7回までに5度も先頭打者を塁に出し「無四球は収穫だったけど…。課題も残る登板でした」と反省しきり。

 それでも「走者を出しても粘り強く投げられた」と2失点でしのぎ、4月7日の阪神戦(甲子園)以来の白星を喜んだ。石川に2安打されるなど左打者対策は課題だが、原監督は「(左対策が)彼のすべに加われば、(レベルが)上がってきますよ」とさらなる飛躍に期待した。

 ≪クルーン復帰後初セーブ≫巨人のクルーンが4月2日の広島戦(マツダ)以来、右手親指負傷からの復帰後は初となるセーブを挙げた。1点差の9回に登板。「とにかく先頭打者をアウトにすることに集中した」と石川を遊ゴロに。2死後に内川に四球を与えたが、二塁盗塁を狙った代走・野中を阿部が刺してゲームセットとなった。「最後はクイックで投げた」としてやったりの守護神は「1点差のセーブは久しぶりだし、とてもうれしいよ」と笑顔で話した。

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2010年5月9日のニュース