稲葉、プロ16年目の函館初打点が決勝点

[ 2010年5月9日 06:00 ]

<日・楽>10回2死三塁、サヨナラ打を放った稲葉は右手を挙げて一塁に向かう

 【日本ハム1―0楽天】稲葉が今季初のサヨナラ打で緊迫した投手戦にピリオドを打った。延長10回2死三塁から小山の失投を中前へ。昨年5月3日・西武戦(札幌ドーム)の涙のサヨナラ本塁打以来の殊勲打は、ヤクルト時代を含めプロ16年目で函館シリーズ初打点だった。

 しかも小山とは初対戦ながら、金子誠から球筋を聞きだし、失投を狙い打った。とはいえ初回からの3打席は得点圏に走者を置きながら凡退とあり、歯切れは悪い。「ダルが頑張っていたから勝ちを付けたかったけど…。申し訳ない」と9回無失点ながら勝敗の付かなかったエースにわびていた。

 ▼日本ハム田中(延長10回、右前打から盗塁と森本の右邪飛で三進後、サヨナラのホーム)盗塁よりタッチアップが大きかった。あれで稲葉さんにフォークを投げづらくなったでしょ。

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2010年5月9日のニュース