17安打11得点も…怒りの指揮官「野球なめてる」

[ 2010年5月9日 06:00 ]

 【広島11―8阪神】広島は今季チーム最多の17安打、11得点で連敗を3で止めた。

 4番の栗原は7回に2試合連続の5号ソロを中堅左に運び8回には中前適時打。「何点取っても分からない状況だったから」。今季初の3安打で、6試合連続マルチ安打と調子は上向いている。
 だが、野村監督は9回、右翼・赤松の守備を問題視。小宮山に頭上を越され二塁打にしたプレーに「頭を抜かれたら駄目だということは小学生でも分かっている」とバッサリ。先発も相変わらず不安定で「みんな野球をなめている」と厳しい表情だった。

 ≪篠田ラッキー1勝≫逆転直後の4回から登板した篠田が、好救援で今季1勝目を挙げた。「ラッキーでした」と口にしたのは4回の場面。1死二、三塁から鳥谷が痛烈な三直、三塁走者のマートンが戻れない併殺でピンチを脱すると、リリーフ転向後最長の3イニングを無失点に抑えた。「勝ち星は先発投手につけばいいこと」。これからも役割に徹するつもりだ。

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2010年5月9日のニュース