ブラウン大不振…西武、拙攻で“1日天下”

[ 2010年5月9日 06:00 ]

 【西武1―3ソフトバンク】西武は拙攻が響き、わずか1日で首位から陥落した。4試合連続2ケタとなる10安打を放ち、計5イニングで走者を三塁まで進めながら1点だけ。

 特に深刻だったのは、2度の満塁を含む3度の得点圏で凡退したブラウンだ。ここ5試合で16打数3安打、打率・188の不振。渡辺監督は「内容が悪すぎるね。そろそろ考え時かなと思う」と開幕から5番に固定してきた助っ人の打順降格を示唆した。森打撃コーチも「迷いがある。自信を持ってほしい」と奮起を促していた。

 ≪片岡72盗塁ペース≫4年連続盗塁王を目指す西武・片岡は、驚異の年間72盗塁ペースだ。3回1死から左前打で出塁すると、続く栗山の初球に軽々と二盗を決めた。40試合を消化し、両リーグ断トツの20盗塁。「去年に比べたらいいペース。塁に出たら狙ってます」と力を込めた。それでも6回2死三塁で中飛に倒れ「得点圏で打てなさすぎる」と反省も忘れていなかった。

 ▼西武許銘傑(8回3失点で4敗目)ホームランは自分のミス。交流戦では中継ぎになると思うけど、投げられるだけでもいい。ガンガン、試合で投げたい。

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2010年5月9日のニュース