斎藤「打者のほうがむしろ気にしていたと思う」

[ 2010年5月9日 08:31 ]

 ブレーブスの斎藤隆投手は8日、フィラデルフィアでのフィリーズ戦に3―1の8回から6番手で登板し、1回を無安打2三振で無失点だった。勝敗、セーブは付かなかった。チームは4―1で勝ち、連敗を2で止めた。

 斎藤は完ぺきな投球で1回を無失点。チームの連敗ストップに貢献した。

 この日は直球のみで勝負。伸びが抜群で、最初と最後の打者をこの日の最速の95マイル(約153キロ)の球でともに空振り三振に仕留めた。強風の中、わずか11球で三者凡退に。「球が走っていた。多少ばらついてはいたが、バランスも良かった。(強風は)打者のほうがむしろ気にしていたと思う」と納得の口ぶりだった。

 先発のジャージェンズが故障者リスト入りしたため、この日は本来中継ぎのメドレンが先発。計7人が継投したブルペン総力戦の勝利に、6番手の斎藤は「その一人になれたことがうれしい」と満足げに話した。(共同)

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2010年5月9日のニュース