マエケン、球数増え７回で力尽きる

７回のピンチにマウンドでうつむく広島先発・前田健

　【広島３―４阪神】広島の前田健は序盤からファウルで粘られて球数が増え、２―４とされた七回で力尽きた。七回は先頭を出しながら何とか２死までこぎ着けたが、マートンに勝ち越しの２点二塁打を右中間に運ばれた。

　１３２球を投げて７回７安打４失点で自身５連勝とはならず、４月２日以来の２敗目を喫した。勝負どころでもうひと踏ん張りができず、前田健は「２死までいったので抑えたかった。最後の２点は悔しい」と言葉を絞り出した。