効いた4番の一発!ラミレス、打点も荒稼ぎ

[ 2010年5月9日 19:37 ]

記念のボールを手に笑顔で球場を後にする巨人・ラミレス

 【巨人7―5横浜】4番の一発が効いた。一回に1点を先制した巨人は、なお無死一、二塁でラミレスがリーグトップに並ぶ12号3ラン。阿部もソロで続いて一挙5点をもぎ取り、主導権を握った。

 左腕ランドルフの低めの変化球をすくい上げ、左翼へ運んだ。「低めで併殺打を打たせにくると思っていた。うまく持ち上げられた」。球団の通算9千号というおまけもついた。
 巨人移籍後の2シーズンで、打点王と首位打者を獲得した。今季は本塁打王を目標に掲げ、「パワー重視で、本塁打を狙っている」と公言する。目を引くのはその内訳。12本のうち満塁が2本、3ランが5本と、勝負強さを見せつけている。
 当然、打点も荒稼ぎだ。打率が2割4分5厘と低迷する中で、12球団トップの44打点。「暖かくなってくれば、打率も上がってくるよ」と明るい笑顔を振りまく“ラミちゃん”。本領発揮がこれからだとすれば、チームにとっては頼もしい限りだ。

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2010年5月9日のニュース