イチロー2点三塁打も…マリナーズ8連敗

[ 2010年5月9日 14:13 ]

エンゼルス戦の5回、左翼線に2点適時打を放ち二塁へ向かうマリナーズのイチロー。三塁まで達した

 マリナーズのイチロー外野手は8日、シアトルでのエンゼルス戦に「1番・右翼」で先発。4打数2安打2打点で、内容は遊ゴロ、二塁内野安打、左翼線三塁打(打点2)、遊ゴロ、四球だった。打率は3割1分5厘。試合は3―4で敗れ、8連敗を喫した。

 1回の第1打席、イチローはカウント0―1から遊ゴロ。一塁へ激走したが間一髪アウトとなった。3回1死の2打席目はカウント2―2からの外角低めを二塁へ内野安打。久しぶりに“らしい”ヒットが飛び出した。勢いに乗るイチローは0―3の5回2死一、三塁の好機に、カウント1―1から左翼線へ走者一掃の2点三塁打。これでマリナーズは1点差に迫った。同点に追いついた7回無死一塁の場面での第4打席は、カウント0―1からヒットエンドラン。しかし遊ゴロに終わり、勝ち越しを逃した。イチローは9回裏に先頭打者で登場し、四球を選んで出塁。その後マリナーズは犠打と2四球で2死満塁のサヨナラ機を迎えたが、6番スウィーニーが二ゴロに倒れ、絶好のチャンスを逃した。

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2010年5月9日のニュース