準決勝1試合だけ雨天順延も38年ぶり

[ 2010年4月2日 06:00 ]

悪天候により、第2試合は中止

 【センバツ第10日】大会本部によれば準決勝を2日間に分けて実施するのは1972年以来、38年ぶり2度目。くしくも同年に順延となったのは日大三―銚子商の一戦で、このときは第1試合で日大桜丘が東北を3―2で下して、先に決勝に駒を進めた。

 日本高野連の小森事務局長は「2試合やるつもりだったが、雨の量が予想を上回ってご覧のようなグラウンド状態になった」と説明。天候情報に基づいて2試合できると判断したが、雨量が想像以上だった。第2試合が中止となったことで、残る3校のコンディションに差異が生じる。1日空いた日大三は体力面で優位となり、準決勝を偵察できるなどメリットは一番大きいといえそうだ。

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2010年4月2日のニュース