どうだ!開幕7戦目の初登板…バーネット11K初白星

[ 2010年4月2日 22:23 ]

来日初勝利を挙げ、ファンとハイタッチして喜ぶヤクルトのバーネット

 【ヤクルト1―0横浜】開幕から7試合目でようやく出番が回ってきたことに、右腕の立場が表れているだろう。先発候補としては、いまひとつ信頼を得られていなかったヤクルトのバーネット。その新戦力が、7回を3安打無失点、11奪三振の好投で存在価値を見せつけた。

 140キロ台半ばの速球は力があったが、何より効果的だったのはチェンジアップとの緩急だ。三回まではすべて三者凡退と快調に滑り出し、三振の山を築いた。
 七回は1死満塁のピンチで連続三振。内藤、金城の2人を、チェンジアップを続けた後の速球で仕留めた。文句なしの内容で来日1勝目。それでも試合後は、「相川さんのリードがよかった。サイン通り投げたらこういう結果になった」と女房役を持ち上げた。
 由規、村中ら若手の好投が続いたヤクルト投手陣に、またしても明るい材料。高田監督は「これぐらい投げてくれれば、これから楽しみ」と期待を膨らませていた。

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2010年4月2日のニュース