尚成、初ホールド!中継ぎテスト第1関門突破

[ 2010年4月2日 06:00 ]

マーリンズ戦の8回に登板し、1回無失点と好投したメッツ・高橋

 【メッツ6―3マーリンズ】メッツとマイナー契約を結び招待選手でキャンプに参加している高橋が、マーリンズ戦で3点リードの8回から5番手で登板。1回を無安打無失点で初ホールドを記録した。5人の先発枠はすべて埋まったが、開幕メジャーへの中継ぎテストの第一関門を突破した。

 3回4失点でメジャー初失点を喫した前回の反省から「右肩を開かず、左足にしっかり体重を乗せ立つこと」と修正。1四球で走者は許したが、大事な場面を任され結果を残した。抑えにつなぐセットアッパーは五十嵐らが候補だが未決定のまま。「彼はどんな役割も任せられる。セットアッパーもね」とマニエル監督は候補に付け加えた。
 この日、先発ローテーションの5人が正式に発表され、ミナヤGMは開幕は投手12人で迎えることを明言。守護神ロドリゲスを除く6人の枠を、11人で争う。左腕は高橋含め3人残っており、同じく招待選手のバルデスも5試合無失点と結果を残している。厳しい競争は続くが「いい緊張感のもと野球ができている。何でもできることをアピールしたい」と笑顔の高橋。初の連投テストとなる1日(日本時間2日)のナショナルズ戦で開幕メジャーを確定させる。(小林由加通信員)

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2010年4月2日のニュース