年金存続へ プロ野球選手会が新制度検討

[ 2010年4月2日 06:00 ]

 労組・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)は1日、日本野球機構(NPB)、12球団の担当者と選手年金について協議し、新制度での存続などを検討していくことで一致した。

 選手年金の形態である適格退職年金制度が2012年3月で終了。拠出金が優遇措置を受けられなくなると厳しいNPBの財政をさらに圧迫するほか原資も減少。選手会はこの問題点を12球団と共有することを求めており、選手会の松原徹事務局長は「12球団、機構、選手会の3者が当事者意識を持って取り組むということを確認できた」と説明。今後は3者の担当による小委員会で協議していく。

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2010年4月2日のニュース