父超え!球宴本塁打競争でフィルダー初V

[ 2009年7月15日 06:00 ]

オールスター戦前日の本塁打競争で優勝したブルワーズのフィルダー

 球宴前日の恒例イベント、本塁打競争が行われ、体重120キロを超すブルワーズのフィルダーが初優勝した。1回戦11本、準決勝を6本で勝ち上がると、決勝ではクルーズを6―5で撃破。同僚ブラウンのバットを借りこの日最長503フィート(約153メートル)弾を放つなど、圧倒的なパワーを見せつけた。「高校から周りに“もっとリラックスして打て”と言われてきたが技術的なことは分からない。とにかく思い切り振るだけ。アルバート(プホルス)の地元だし、優勝できるとは思わなかった」と大喜びだ。

 父親は阪神に所属したセシル氏。球宴に出場した90、91、93年すべてで本塁打競争にも参加しているが優勝経験はない。自身は2度目の出場で栄冠に輝き「子供のころからの夢がかなった」と感慨深げだった。

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2009年7月15日のニュース