ダル完投11勝目!紗栄子夫人第2子妊娠も発表!

[ 2009年7月15日 21:26 ]

ソフトバンク戦に先発した日本ハムのダルビッシュ

 【日本ハム9-1ソフトバンク】負ければ首位の背中が遠のく一戦。日本ハムのソフトバンク戦4連敗を阻止すべくマウンドに上がったのは、敵地ヤフードームでの不敗神話が続くダルビッシュだった。

 力のこもった130球だった。2回、先頭打者の松中に150キロの真っすぐを本塁打されたが、失ったのは、この1点のみ。圧巻は四~五回の4者連続三振。フォークボール、内に食い込むツーシームと、尻上がりに鋭さを増す変化球で9三振を奪った。「試合前からツーシームでがんがん行こうと決めていた。打者を崩せたので、普通の勝利より価値がある」。連勝を8に伸ばした得意のソフトバンクを、意のままに料理した。

 8回終了後、梨田監督から交代を打診されたが、断った。「きょうはどうしても、完投したかった」。5月23日以来の完投勝利にこだわったのには、首位攻防戦という状況に加え、もうひとつ大きな理由がある。妻、紗栄子さん(22)の第2子懐妊だ。「家族のために頑張りたい、完投したいと思っていた」。自身3試合ぶりの白星は、涌井(西武)と並んでリーグトップの11勝目。家族にささげた、久しぶりの完投勝利だった。

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2009年7月15日のニュース