オバマ大統領が始球式「素晴らしい経験だった」

[ 2009年7月15日 10:49 ]

米大リーグのオールスター戦で始球式を行うオバマ大統領

 喝采を浴びて投じた1球が、米大リーグの真夏の祭典を彩った。14日にセントルイスで開催されたオールスター戦でバラク・オバマ米大統領が始球式を務め、左手で投球。地元のスターで捕手役のアルバート・プホルス内野手(カージナルス)のグラブへボールが収まると小さくガッツポーズ。白い歯を見せた。

 大統領はテレビ中継の中で放送席に招かれ「野球は国民的娯楽。(この経験は)素晴らしい。楽しかった。(ホワイトハウスの庭で)少しは練習したが、子どもの時にしっかりと野球をしていないんだ」と話した。
 大統領は自身の地元球団で、熱烈に応援しているシカゴ・ホワイトソックスのジャンパー姿で登場。首位打者に7度輝いたカージナルスの英雄スタン・ミュージアル氏(88)からボールを受け取り、現職大統領としては1962年のケネディ、70年のニクソン、76年のフォードの各氏以来で4度目となる球宴始球式を行った。(共同)

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2009年7月15日のニュース