林、目覚めの一発　開幕先発へアピール

　【阪神３―５ソフトバンク】ＷＢＣ台湾代表で阪神の林威助が初回２死一塁からローが高めに投じた１３９キロを右翼席に運んだ。深刻な不振で前日までのオープン戦の打率はわずか・０８０。一時は出場機会を得るため教育リーグにも参加した。これまでのうっぷんを晴らすような一発に「後ろに体重を残して上からたたいたのがよかった。自分のポイントで打てた」と手応えを口にした。右翼を争う新外国人メンチの打棒が湿りがちなだけに、開幕スタメンに向けて最後のアピールを続ける。