涌井 帰国中1日で凱旋先発!開幕も有力

[ 2009年3月26日 06:00 ]

馬原孝浩と並んでバスに乗り込む涌井秀章(左)

 WBC日本代表の西武・涌井秀章投手(22)が帰国“中1日”で凱旋登板を果たす。渡辺監督が25日、「27日(対巨人・西武ドーム)に先発で投げさせる」と明かしたもので、涌井も帰国後「はい、あさって(27日)いきます」と話した。

 当初は28か29日のイースタン・ヤクルト戦(西武第2)に先発予定だったが、WBCは3試合とも中継ぎ登板。渡辺監督がWBC決勝の韓国戦前に国際電話で状態を確認したところ「ずっと投球をしていたので大丈夫です」と答えたという。
 視界の先にあるのは4月3日のロッテとの開幕戦(千葉マリン)。27日に登板すれば中6日の調整となる。指揮官は「実戦で長い回と球数を投げないと分からない」と慎重な姿勢だが、体調に問題がなければ開幕投手は決定的。27日はリニューアルした西武ドームの初お披露目でもあり、WBCでともに戦った片岡、中島も出場予定。祝福ムード一色になることが予想される。
 昨オフの契約更改では「来年はWBCに出て、開幕投手もして勝ちたい」と語った涌井。世界一の美酒に酔いしれたエースが慣れ親しんだ先発のマウンドに戻り“戦闘モード”に切り替える。

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2009年3月26日のニュース