相川 古巣の先輩から移籍1号

[ 2009年3月26日 18:54 ]

 【ヤ10-1横】今季からヤクルトに加わった相川に、やっと初本塁打が出た。3回、昨年まで同僚だった三浦の直球を左翼席へ。「打ててなかったのでほっとしている」と胸をなで下ろした。

 横浜とはオープン戦2試合目。「気持ち的にはいろんなことを考える」と、前日から古巣を意識していた。それでも試合に入れば、気持ちはきちんと切り替わる。「かわいがってもらった先輩」と言う三浦のボールに、体が自然と反応した。

 14年間いた横浜を去り、新天地に活躍の場を求めた。捕手というチームの要を担うことから、自分の打撃よりも投手陣の仕上がりに目線が行く。「考えていることは全部言ってきてるし、1カ月ずっとしゃべったので分かってくれている」。若手の多い投手陣を、豊富な経験を生かしたアドバイスで支えている。

 試合後は約1時間の特打をした。投手の特徴をつかみ、自身の状態も上げる。二つの準備を着々とこなし、開幕へ備える。

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2009年3月26日のニュース