大隣「合格点」左ひじ手術から復活

[ 2009年3月26日 21:37 ]

 【ソフトバンク2―1阪神】無事に投げ終えた安堵感が広がった。オフに左ひじ遊離軟骨除去手術を受けたソフトバンクの大隣は、6回途中まで1失点。オープン戦初登板に「合格点はつけられると思う」と納得の様子だった。

 リズムが良く、5回までは2安打と安定感があった。6回はボールが先行し、変化球が甘く入り、関本に適時二塁打を浴びた。81球で降板し「6回をきっちり投げられなかったのは課題」とスタミナ切れを認めたが、ひじについては「問題はない」と話した。
 キャンプから別メニューで調整してきた。同じようにオフにひじを手術した新垣に比べ、仕上がりの遅さが懸念されたものの「自分も投げたいと思うことはあったが、焦って後で繰り返したら一緒」と辛抱を続けた。
 「今の状態なら、開幕は普通に放れる」と手応えをつかんだ大隣。オープン戦終盤まで続く先発争いに、昨季11勝のチーム勝ち頭がやっと間に合った。

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2009年3月26日のニュース