無死満塁降板…大場ベンチで“大泣き”

[ 2009年3月8日 19:32 ]

悔いの残る投球内容に、ベンチで涙を流すソフトバンク先発の大場翔太

 【ソフトバンク2―5巨人】1点リードで迎えた6回無死満塁で降板した。ソフトバンクの大場は「悔しかった」とベンチで人目をはばからず涙を流した。

 3番から始まったこの回は安打と連続四球。「主軸を迎え、力んだ。四球は逃げる形になった」と硬い表情だった。5回までに3四球と制球に苦しみながらも粘っていただけに、悔いが残った。残した走者3人はすべて生還し、逆転負けにつながった。
 大型新人と注目された昨季は3勝。前回先発した1日の広島戦も3回まで無得点で抑えながら最後の4回に2点を許した。今回も最後に崩れ「アピールできなかった」と落胆した。
 昨季のオープン戦でも打ち込まれ、泣いたことがある右腕は「すべてが悪かったのではない。修正して臨む」と語るのがやっとだった。

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2009年3月8日のニュース