松井秀が初安打「飛んでくれたところが良かった」

[ 2009年3月8日 09:13 ]

今季オープン戦初安打後交代でベンチへ戻り、チームメートとタッチをするヤンキース・松井秀

 ヤンキースの松井秀喜外野手は7日、フロリダ州タンパでのブレーブス戦に「4番・指名打者」で出場、2打数1安打だった。4回の第2打席でにオープン戦初安打となる右前打を放ち、代走を送られ退いた。

 緩い変化球に迷うことなくバットを出した。会心の当たりではなかったが「飛んでくれたところが良かった」。打球は一、二塁間をゴロで抜けた。
 相手は本格派右腕のジャージェンズ。2回の1打席目では低めの速球に力負けすることなく中堅方向に打ち返した。中飛に終わったが「非常にいいバッティング」と満足そうな様子だった。
 バットを握ると手術した左ひざのことは気にならない。試合前の室内打撃練習でも「自分の技術的なことを確認しながらやっている」と、普段通りの準備に徹している。
 「まだ対応し切れていない部分もあるが、後は打席数を増やして徐々に対応できるようにしていきたい」。復活の階段を、一歩ずつ順調に上がっている。(共同)

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2009年3月8日のニュース