球児通算100S!虎 単独首位返り咲く

[ 2008年9月26日 06:00 ]

<神・横>9回に登板した藤川は、キッチリと3人で打ち取り通算100セーブを達成

 【阪神5-3横浜】阪神は25日、横浜を5―3で下し3連勝。巨人が広島に敗れたため20日以来の単独首位に返り咲いた。4連投の守護神・藤川球児投手(28)が9回をピシャリと締め、リーグトップタイの36セーブ目を挙げ、プロ野球21人目の通算100セーブを達成した。27日の巨人との直接対決(甲子園)に勝てば優勝マジック7、引き分けてもM8が点灯。球史に残るGTマッチレースは、いよいよ大詰めを迎える。

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 重圧は一切感じていなかった。藤川はマウンド上で笑顔すら浮かべていた。2点リードの9回。当たり前のように3人で試合を終わらせ、チームを5日ぶりの単独首位へと導いた。阪神では山本和行以来2人目の通算100セーブ。記念の花束を照れくさそうに受け取ると、快挙を祝してベンチ前に並んだチームメート1人1人と握手を交わした。
 「タイガースは今、本当に強いので誰でもできると思います。たった100セーブ。特にうれしさは…」
 お立ち台では憎いセリフでファンを沸かせた。個人記録にはあまり興味がない。一番の喜びはチームの勝利だ。巨人に直接対決で3連敗を喫して追い付かれ、再出発の白星となった22日の横浜戦でもお立ち台に上がり「甲子園ではもう負けません」と宣言した。有言実行の守護神はそこから4連投し、チームは3勝1分け。この日も、最速154キロをマークし、中飛、二ゴロ、一ゴロと力でねじ伏せた。
 巨人とのマッチレースを心から楽しんでいる。この日も登板前のブルペンで、広島―巨人を「(テレビに)かぶりつきで見てました」。巨人が1点リードを許していることを確認し、マウンドに向かった。ライバルの動向を気にし、余計な力みにもつながりかねないが「楽しんで見ていました」と野球少年のように屈託なく笑う。「面白い。大変やけど、本当に楽しもうと思っている」
 27日は甲子園で巨人を迎え撃つ。打線は復調気配で、アッチソン、ウィリアムスと自慢の救援陣も盤石に近い。大一番を前に、強い虎がよみがえりつつある。「体力も残っている。どこでもいきます。最後まで食らい付いて、絶対に勝ちます。絶対に勝ちます!」。直接対決で勝てば7度目のマジック点灯。魂のストレートで今度こそ巨人に引導を渡す。

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