4年ぶりの歓喜!ドジャースが地区優勝

[ 2008年9月26日 07:30 ]

チームメイトにシャンパンをかけられるドジャースのラミレス

 黒田博樹、斎藤隆の両投手が所属している、ナ・リーグ西地区のドジャースは25日、2位のダイヤモンドバックスがカージナルスに3―12で敗れたため、4年ぶりの地区優勝が決まった。

 ナイターを控え、クラブハウスに集まった選手は一斉に歓声を上げ、抱き合った。
 黒田は直前に球場入りし、歓喜の輪に加わった。「優勝を経験したくてこっちに来て、1年目で経験できたのは出来過ぎ。貢献できてすごく充実している」。28日のレギュラーシーズン最終戦の先発を経て臨むプレーオフに「負けたら終わりの戦いができるのはすごく幸せ」。
 斎藤にとっては3年目で初めての地区優勝。昼食中にインターネットで試合を見ていたそうで「球場でみんなと喜びを分かち合わなきゃと思った。ほとんどの選手が来ていて、抱き合った」と喜んだ。
 右ひじの故障でつらいシーズンでもあったが「それは受け入れられている。精いっぱいやって優勝できて素直にうれしい」と晴れやかに話した。
 昨年まではヤンキースで指揮を執ったトーリ監督は13年連続のプレーオフ進出。「ハラハラしながらテレビを見ていた。これから少しでもゲームができることに満足している」と笑顔で話した。

 ▼黒田の話 クラブハウスでみんなと握手して実感がわいてきた。しっかりゲームに出て力となって優勝するのは初めて。貢献できたことはすごく充実している。こっちに来て良かった。プレーオフでは最高のパフォーマンスをしたい。

 ▼ 斎藤の話 やっぱりいいものだよ。(故障があったが)それも自分のシーズンだと受け入れ、その中で優勝できたので何も思い残すことはない。精いっぱいやれたし、素直にうれしい。(共同)

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2008年9月26日のニュース