西武 余裕のビールかけへ26日で決める!

[ 2008年9月26日 06:00 ]

文化放送でラジオ番組に出演した渡辺監督(右)と大久保打撃コーチ

 優勝マジックを1としている西武は、26日から日本ハムと札幌ドームで2連戦を行う。ホームで3連敗を喫し、足踏み状態が続いているが、札幌入りした渡辺久信監督(43)は初戦での胴上げに意欲。優勝が27日のデーゲームにずれ込んだ場合は28日の早朝便で帰京して、オリックスとホームでデーゲームを戦う強行日程となるだけに、何としても初戦で決めたいところだ。

 ホームで3連敗を喫してまさかの足踏み。優勝マジック1のまま歓喜の瞬間は北海道へ持ち越しとなった。チームはこの日、日本ハムとの2連戦に備えて札幌入り。ナインの顔に焦りの色はないが、渡辺監督は「できれば早く決めるに越したことはないよ。あした(26日)決めたいね。できればあさってに決まるのは避けたいかな」と初戦での胴上げに強い意欲を見せた。

 初戦で決めたいのには理由がある。27日の2戦目は午後1時開始のデーゲーム。26日に優勝が決まっていれば試合後に余裕を持って帰京となるが、27日に優勝決定となると超タイトなスケジュールを強いられる。まず、試合後に札幌市内の札幌プリンスホテルで祝勝会を行い、そのまま宿泊。翌28日は西武ドームで午後2時からオリックス戦が組まれているため、ビールかけの酔いもさめぬまま早朝便で慌ただしく帰京することになる。

 チームの快進撃を支えた早朝練習「アーリー・ワーク」はもちろん、試合前練習すら満足にできず、ケガにつながる恐れもある。ビールかけを思い切り楽しむためにも、初戦で優勝を決めたいというのがナインの本音だ。球団関係者も「何とかあした決めてほしい。27日だと、まだ帰京便の調整ができていなくて…」と熱望した。

 そのカギを握る初戦の先発・帆足は、この日は札幌市内の練習場で軽めの調整。今季北海道での日本ハム戦は0勝3敗と相性は悪いが「勝つしかないし自分の投球をするだけ」と気合を入れた。「ここまで来たら相性とかじゃない。気持ちだよ」と渡辺監督は涌井ら先発陣も中継ぎ待機させ総動員をかける予定。26日こそ北の大地から全国のレオファンに吉報を届ける。

 ≪渡辺監督苦笑い「味わう余裕はない」≫渡辺監督と大久保打撃コーチは札幌移動前に東京・浜松町の文化放送でラジオ番組「寺島尚正 ラジオパンチ!」に生出演。指揮官は前日のロッテ戦でベニーの乱闘を止めに入ったシーンについて「右足の親指を踏まれたけど大丈夫」と振り返った。番組では元監督の東尾修氏(本紙評論家)から「どうせ優勝するんだから勝ち急ぐな。味わえ」と激励のメッセージをもらったが「味わう余裕はないですよ」と苦笑いだった。

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