王監督“特命スカウト”に強い意欲

[ 2008年9月26日 06:00 ]

笑顔の王監督(左)と孫オーナー

 今季限りで退任するソフトバンクの王貞治監督(68)が25日、東京・港区のソフトバンク本社を訪れ、孫正義オーナー(51)に退任を報告した。中華料理を食べながらの約2時間の懇談。王監督は来年以降、日本国内だけでなく海外などでの幅広いスカウト活動に強い意欲を示した。

 「今までは(監督で)制約があった。アマチュア選手でも日本中、いい情報を得たら飛んでいって自分の目で確かめたい。アメリカなどにも行かせていただいてね。自分の目で見て回りたい」

 王監督は現在、球団副社長とGMを兼務。孫オーナーは「ソフトバンクでチャンピオンフラッグを、という宿題が残っている。終身、実質的にチームを引っ張っていただきたい」とフロント職の“続投”を要請し、指揮官も「何でもさせていただく」と快諾した。肩書は今後検討するが、GMや「特命スカウト」などとなる見込みだ。少年野球の指導にも熱心な指揮官が、高校野球の地方予選や甲子園、大学、社会人に足を運ぶ。米国ではマイナーに加え、イチローや松井秀らがプレーするメジャーの舞台を視察する可能性も大。ユニホームを脱いでも、世界の王は世界を飛び回る。

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