福留二塁打2本! 松井稼は4打数無安打

[ 2008年7月21日 09:23 ]

アストロズ戦の9回に2本目の二塁打で出塁、リーの適時打でセリオ(2)とともに生還したカブス・福留

 米大リーグ、カブスの福留孝介外野手は20日、ヒューストンで行われたアストロズ戦に「2番・右翼」で出場、5打数2安打だった。内容は左翼線二塁打、空振り三振、中飛、中飛、左中間二塁打で打率2割7分7厘。

 アストロズの松井稼頭央内野手は「1番・二塁」で4打数無安打。内容は左直、一ゴロ、三邪飛、空振り三振で打率2割7分7厘。試合はカブスが9―0で勝った。

 ≪福留 打撃上昇の兆し≫手応えはあったはずだ。9回、カブスは1死一塁で福留。2球目は初球と同じスライダーがやや高めにきた。鋭く振り抜き左中間二塁打。久々に左翼方向へ伸びのある打球を放った。1回は2球で追い込まれた後の外角カーブに食らいつき左翼線二塁打。2―0からバッテリーが外そうとした球をすくうように打ち、決していい当たりではなかった。しかし、左中間を割った2本目の二塁打は、文句なしの打球だった。福留は塁上でも無表情に見えたが、打撃上昇の兆しを感じさせた。この日も福留は無言だった。広報に託したコメントは「とりあえず後半戦1勝できてよかった」。まだまだ納得のいく打撃ではないということなのだろう。

 ≪松井稼 中高生と交流≫アストロズの本拠地ヒューストンに、姉妹都市の千葉市からボーイスカウトの中高生7人らが訪れ、試合前に松井稼と対面した。米国滞在中にミニッツメイド・パークの松井稼を訪れることは決まっていたそうで、子どもたちは現役大リーガーとの触れ合いに大喜び。「食事はどうしてるの」「イチローとは交流があるの」と次々と質問を浴びせていた。(共同)

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2008年7月21日のニュース