松商学園 全国最多35度目の夏切符

[ 2008年7月21日 06:00 ]

 【松商学園3―2佐久長聖】松商学園は第1シードの佐久長聖に逆転勝ち。夏の甲子園出場回数で前日に並ばれた北海(南北海道)を再び上回り、全国最多35度目の切符を2年連続でつかんだ。

 2回に先制を許したが、5、7、8回にすべて2死からしぶとく得点。143キロ右腕・林が連投に耐え、1点リードの9回は2死一、二塁であわや逆転サヨナラという大飛球を中堅・川口が好捕した。伝統の強力打線は5番までが松本南シニア時代に2度全国制覇を経験したメンバー。この日の全得点は、1番・小原、4番・吉沢、5番・大久保の“黄金世代”の適時打でもぎ取った。「高校でも日本一になろうとみんなで松商に来た。集大成の年なんで甲子園で優勝したい」と小原。創立110周年の節目に、昨夏初戦敗退を喫した聖地で大暴れをもくろむ。

 ◆松商学園(長野)1898年創立。放送部が全国大会でも活躍。

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2008年7月21日のニュース