ヤクルト 今季初4連勝で借金完済

[ 2008年7月21日 06:00 ]

<ヤクルト・広島>お立ち台でファンの歓声に応えるヤクルト・宮本(左)と川島慶

 【ヤクルト4―3広島】星野ジャパン主将の宮本が、ヤクルトに5月1日以来の5割復帰をもたらした。3―3の8回無死二塁。「右方向に強い打球を打てる球を待っていた」とボール気味の高めの球を叩き、一塁ベースに当たる適時打。ゴンザレスが先発を緊急回避し、代役の松井は4回降板。2番手以降のリリーフ4人による、無安打リレーに応えた。

 今季初の4連勝で借金完済。宮本は「このへん(5割)をウロウロしていればいいことがあると思う」と表情を緩めた。3回にフェンスを気にして一邪飛を捕り損なった畠山をしっ責するなど、ベンチ内でもリーダーシップを発揮。高田監督は「勢いがあるうちに一気にいきたい」と言葉に力を込めた。頼れるベテランが五輪でチームを離れる前に、貯金を重ねるつもりだ。

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2008年7月21日のニュース