高谷殊勲!ソフト今季8度目のサヨナラ!

[ 2008年7月16日 23:20 ]

 【ソ6―5西】ソフトバンクが今季8度目のサヨナラ勝ち。2―5の9回に本多の中前適時打と代打大村の2点適時打で同点に。延長12回2死一、三塁から、高谷が右前打して勝負を決めた。西武は9回から登板のグラマンが誤算だった。

 ≪2夜連続のお立ち台≫ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ちで、西武戦の連勝を4に伸ばした。立役者は延長12回2死一、三塁でプロ入り初のサヨナラ打となる右前打を放った高谷。前夜に続いてお立ち台に上がった2年目捕手は「ずっと投手が辛抱して投げてくれていた。チャンスがきたら、積極的にいこうと思っていた」と胸を張った。
 攻守に活躍した。5回の守りでは盗塁を2度阻止し、その裏に先制点となるプロ初本塁打。8回には自軍ベンチに飛び込みながら飛球を捕る美技を見せた。
 強肩強打の捕手として入団しながら、昨季は出場わずか12試合で3安打に終わった。だが、最近の働きぶりは、正捕手の有力候補と呼ぶにふさわしいものだ。王監督は「将来的には本塁打を打てる捕手になれることを感じさせてくれた」と称賛。高谷は「とても印象に残る日になると思う」と、喜びをかみしめるように言った。

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2008年7月16日のニュース