143キロ右腕に8球団熱視線 ライバルまで来た!

[ 2008年7月16日 08:20 ]

<近江・滋賀学園>8球団が視察した近江・小熊。7回1失点の好投をみせた

 【近江8-1滋賀学園】右ひじ痛に苦しんだ滋賀・近江のエース小熊凌祐(りょうすけ)が15日、2回戦で最速143キロの速球を中心に、自慢のカーブ、スライダーを織り交ぜ7回3安打7三振1失点に抑えた。

 「(昨年12月に)投げられなくなった時はショックでした」。中学時代から抱えていた痛みが再発した時は目の前が真っ暗になったが、春季大会優勝後も痛みが出ることなく練習を続けられた。ひじの不安なく最後の夏を迎えられ「スタミナもついてきた。後半も体力的には大丈夫でした」とすっかり自信を取り戻したようだ。昨秋は準々決勝で北大津に敗れセンバツの夢を断たれた。スタンドには阪神をはじめ8球団12人のスカウト陣に加え、北大津ナインも視察。「北大津を倒して甲子園に行くのが夢」と気合を直した。

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2008年7月16日のニュース