道内最高右腕、駒苫封じに新球手応え

[ 2008年7月16日 08:38 ]

7回1失点で南大会初戦を飾った北海・鍵谷

 【北海8-1函館大柏稜】南北海道大会1回戦で15日、9年ぶり34回目の夏の甲子園出場を目指す北海が函館大柏稜を7回コールドで下した。

 それでも北海道NO.1右腕の呼び声高いプロ注目のエース鍵谷陽平(3年)の表情は冴えなかった。初回から波に乗りきれず、コールド勝ち寸前の7回に3安打を集中され1点を失った。「大崩れしなかったのはよかったけどパッとしなかった」と鍵谷。収穫は南大会前に徹底的に練習したパームの精度。1年秋から使ってきたが、三振だけでなくカウントも取れるようになった。16日の準々決勝、駒大苫小牧戦を前に春からの進化を披露した鍵谷は「夏は勝つことが全て。全力でぶつかる」と気を引き締めた。

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2008年7月16日のニュース