星野J24戦士 腰痛の新井も選出確実

[ 2008年7月16日 19:26 ]

 北京五輪の野球日本代表の星野仙一監督は16日、東京都内でスタッフ会議を開き、17日に発表する代表24選手の人選作業を行った。その結果、投手ではダルビッシュ有(日本ハム)川上憲伸、岩瀬仁紀(以上中日)藤川球児(阪神)、野手では新井貴浩(阪神)宮本慎也、青木宣親(以上ヤクルト)稲葉篤紀(日本ハム)の代表入りが確実になった。

 昨年のアジア予選で代表に選ばれなかった野手では、西武の中島裕之とG・G・佐藤が候補に残っている。
 当初、最終候補は39選手だったが、新たに森野将彦内野手(中日)と帆足和幸投手(西武)を追加し、41選手からの絞り込みを行った。捕手の3人態勢は決まったが、新井が腰痛、稲葉は臀部の張りを訴えているほか、完調とは言い難い上原浩治投手(巨人)の状況分析などで、投手と野手の人数配分が決まらなかった。星野監督は「20人の青写真は描けたが、あと4人をどうするか。森野は、新井が駄目なら一塁を守れるし、貴重な戦力。まだもやもやしたものがあるし、ぎりぎりまで考える」と苦悩の表情を浮かべた。

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2008年7月16日のニュース