最後の球宴 別れを惜しみ?4時間50分

[ 2008年7月16日 15:59 ]

 ヤンキースタジアムでの最後のオールスター戦は、別れを惜しむように両チームが全選手を使う熱戦となった。2日間にまたがった試合は延長15回、ア・リーグがサヨナラ勝ち。終了時間は午前1時37分で、試合時間4時間50分は球宴史上最長、15回は最長タイだった。

 3―3の15回1死満塁。レンジャーズのヤングが右へ飛球を打ち上げ、サヨナラ犠飛となった。アを11連勝に導いたレッドソックスのフランコナ監督は「最後の2時間は楽しかった。できることならみんな使って勝ちたかったから、それができて良かった」と疲れた顔に笑みを浮かべた。
 MVPは0―2の7回に同点2ランを放ったレッドソックスのドルー。右翼への一発は史上15人目のオールスター戦初打席本塁打となった。延長が続いた場合は、フランコナ監督から投手として起用すると伝えられていたそうで「準備はできていたけど、ナーバスだったよ」と苦笑いした。(共同)

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2008年7月16日のニュース