屈辱から1年 鹿児島実、4年ぶりの甲子園出場

[ 2008年7月16日 14:51 ]

 高校野球の鹿児島大会は16日、県営鴨池球場で決勝戦が行われ、鹿児島実が4―2で鹿児島工を下し、4年ぶり16回目の甲子園出場を決めた。優勝候補同士の激突は2回に鹿実が2点を先制し、試合を優位に進めると6、7回にも追加点を入れて粘る鹿工の反撃を2点に食い止め、同校の春夏連続出場の夢は絶たれた。

 組み合わせ抽選の結果、鹿児島実の初戦(1回戦)は第2日(8月3日)の第1試合となった。

 ≪昨夏の悔しさ晴らす≫鹿児島実がそつのない攻撃で得点を重ね、4年ぶりの甲子園出場を決めた。2回に田野尻、中尾の連続適時打で2点を先行し、6、7回に1点ずつを追加。投げては岩下が140球の力投で鹿児島工打線を2点に抑えた。
 昨夏は決勝で9回に逆転サヨナラ負け。主将の湊崎は「昨年の悔しさを胸に、この最後の1勝を取るために、ここまで頑張ってきた。甲子園でも大暴れしたい」と力強く話した。

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2008年7月16日のニュース