石井サヨナラ打!亜大 初の勝ち点

[ 2008年4月24日 06:00 ]

 東都大学野球春季リーグ第3週第2日は23日、神宮球場で2回戦2試合が行われ、いずれも接戦を制した亜大と東洋大がそれぞれ連勝で今季初の勝ち点を挙げた。第1試合は亜大の石井大輔内野手(3年)がサヨナラ打。第2試合は東洋大・内山拓哉投手(1年)が2日連続の好救援で逃げ切った。

 亜大は、石井のサヨナラ打でチームは今季初の勝ち点。144キロ直球を右中間へ運んで力強くガッツポーズしたヒーローは「打った瞬間決まったと思った。生まれて初めてのサヨナラ打」と満面に笑みを浮かべた。打率4位だった昨秋リーグ戦後に左足首じん帯を断裂。出遅れを厳しいリハビリに耐えて間に合わせた。大場(ソフトバンク)と同じ東京・足立十四中出身の石井は「これからも勝利に貢献していきたい」と話した。

 <東洋大 内山が2日連続好救援>8回2死から好救援した1年生右腕・内山が、前日の1回戦に続いて2勝目を挙げた。今春はリーグ戦全4試合に登板して計10回を無失点に抑えている。連投の影響で肩が張り、ブルペンは不調。最速145キロの直球は140キロ前後だったが「アドレナリンが出た。必死でやった」と気迫で抑えた。高橋監督も「今一番勢いがある。今度、先発させようかな」と頼もしい1年生に目を細めた。

 ◆追加日程 東都大学野球連盟は第1週で未消化となっていた東洋大―青学大、駒大―日大のいずれも3回戦を25日に神宮球場で行うと発表した。第1試合の東洋大―青学大の試合開始は午前10時半。

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2008年4月24日のニュース