松井秀 貫禄「4番」で4度出塁

[ 2008年4月24日 06:00 ]

<ホワイトソックス・ヤンキース>3回、右前に安打を放つ松井

 【ヤンキース9-5ホワイトソックス】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)は22日(日本時間23日)、敵地ホワイトソックス戦で今季初の4番・DHで出場し、先制打点を挙げるなど2打数1安打1打点。3四死球を含めて4度出塁し、勝利に貢献した。オフに右ひざを手術し、開幕前はスタメンも危ぶまれたが、自らのバットで信頼を勝ち取り、主砲へと上り詰めた。チームも連勝で貯金1。ゴジラの出世物語は、まだまだ続く。

 代役とは思えないほど、打席で風格を感じさせた。開幕20連戦から仕切り直しの初戦に、松井が昨年7月5日ツインズ戦以来の4番で出場。「あまり関係ないですけどね。ちょっと早く回ってくるという感じ。慣れた打順?遠い昔ですから」。意識はしなくても立派に主砲の責務を果たした。
 開幕から20試合中19試合で4番を務めた昨季MVPのA・ロドリゲスが、20日のオリオールズ戦で右太腿を痛めた。前夜に次女の誕生もあって遠征には同行せず、ジラルディ監督は「慣れているし、安心して見ていられる」と松井を代役に立てた。
 初回の第1打席では1死一、三塁の好機で二ゴロ。いきなり快音とはいかなかったが、三塁走者を還して先制打点を挙げた。「引っかけたけど、結果的には良かった」。3回には連続試合安打を4に伸ばす右前打。その後も死球、四球、四球とすべて出塁した。グンとはね上がった出塁率はチームトップの・430。ヒーローの座こそ逆転満塁弾のアブレイユに譲ったが、打線の中心でどっしりと存在感を示した。
 昨年11月に右ひざを手術し、オープン戦は序盤の8試合を欠場。外野争いに放り込まれ、開幕は8番で迎えた。そこから実力でクリーンアップを勝ち取り、ついにチームの勝敗を背負う4番へ上り詰めた。
 今季初めてオフとなった21日は、遠征中のチームを離れ新妻が待つニューヨークの自宅へ戻りリフレッシュした。だが“充電”を終えると再び戦闘モードに切り替えた。前夜にシカゴへ入ると、この日も全体練習前にランニングやマシン打撃でしっかり準備を整えた。
 23日の第2戦も4番での出場が濃厚だ。この試合は全米テレビ中継が予定されており、絶好のアピールチャンスとなる。ロドリゲスは24日にもチームに再合流するが、先発は微妙な状況。出世街道まっしぐらのゴジラが首位レッドソックス追走のカギを握っている。

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