阪神 連続勝ち越し途切れた

[ 2008年4月24日 23:44 ]

7回阪神2死満塁、代打桧山が空振り三振に倒れる。投手平井

 【神2-2中】死力を尽くして引き分けた。5時間1分の熱戦。引き揚げてきた岡田監督は「(引き分けは)どうなんだろうな。福原にアクシデントがあって、9イニングをつないだ。わからんなあ」とぐったりした表情だった。

 1、4回に1点ずつ奪い、主導権を握った。だが、先発の福原が四回の打席でバントを試みた際に負傷した。結局その裏で降板。継投でしのぐしかなくなった。

 渡辺―江草とつなぐが、6回につかまる。森野の犠飛で1点差とされ、中村紀の適時打で同点。2死満塁で代打・立浪の場面はしのいだが、ピンチは続く。7回は2死二、三塁で和田を空振り三振、8回も1死三塁を何とか切り抜けた。

 久保田が八回から4イニングを無失点。今季初の延長戦では、12回からは藤川が登板。開幕からの連続セーブ記録は11で途切れたが、きっちり抑えた。岡田監督は「久保田さまさま。球児(藤川)も行かないとしょうがない」。

 指揮官が「どこかで1本出てたら」という打線も、好機はつくるがあと1点が遠かった。勝てば史上初の開幕8カード連続勝ち越しだったが、記録は途切れた。

続きを表示

2008年4月24日のニュース