平岡　初戦敗退に「これが今の精いっぱいかな」

講道館杯全日本体重別選手権第１日

（11月9日 千葉ポートアリーナ）
　男子６６キロ級での初陣となった平岡は初戦敗退に「後半は体が動かなかった。完全に調整不足。これが今の精いっぱいかな」と苦笑いした。

　大学１年生を相手に序盤から得意の小内巻き込みなどで攻めたが、中盤からスタミナが切れた。残り４０秒で２度目の指導をもらい、力尽きた。

　２月に右膝を手術した影響で本格的な稽古再開は約１カ月前。６０キロ級で銀メダルに輝いたロンドン五輪以来の復帰戦を終え「この負けを無駄にせず、来年から勝負を懸けていく。ここがリオデジャネイロ五輪に向けての第一歩」と２８歳のベテランは熱く燃えていた。