男子団体で日本4位 優勝は中国

[ 2013年11月9日 07:43 ]

 トランポリンの世界選手権第2日は8日、ソフィアで行われ、男子団体決勝で2連覇を狙った日本は伊藤正樹(東栄住宅)上山容弘(モンパルテ)外村哲也(クラブネイス)のメンバーで臨み、合計125・245点で4位に終わった。中国が177・555点で優勝した。

 男子シンクロナイズド予選では上山、山口学組(モンパルテ)が5位に入り、各国・地域最大1組の上位8組による決勝に進出した。藤田隆之介(日体ク)田崎勝史(日体大)組は敗退した。

 女子シンクロナイズドで佐竹玲奈、土井畑知里組(日体大)と佐藤優菜(とねりKSC)岸彩乃(金沢学院大ク)組は予選突破できなかった。

 ▼伊藤正樹の話 ミスが出た。悔しすぎる。不安だった前半の3度の3回宙返りはうまくいったが、次の2回宙返りでリズムが狂った。

 ▼外村哲也の話 重圧は感じたが、悪い影響はなかった。3人が10本(の跳躍を)そろえるのは難しい。シビアな競技だとあらためて感じた。

 ▼上山容弘の話 本当に申し訳ない。自分の弱さが一番(の失敗の要因)。団体の独特な雰囲気に弱いのかな。

 ▼山口学の話 予選は通りさえすればいい。決勝では2人とも落ち着いた演技をできれば、メダルは狙える。

 ▼藤田隆之介の話 1回目は技の順番を間違え、ウオームアップの時には左足を捻挫して痛みが気になった。してはいけないミスだった。

 ▼田崎勝史の話 自分たちは今回が初出場。思い切りやろうと練習も積んできたが、かなり残念。真剣勝負という感じで、空気が全然違った。

 ▼佐竹玲奈の話 初出場だったが緊張もなく、伸び伸びとやれた。世界の雰囲気をたくさん味わって、自信もついた。

 ▼土井畑知里の話 1回目の最後の失敗がなければ決勝に行けたと思うので悔しい。最後の高難度の技の前から、(台の)中央で跳ぶことを意識すれば防げた。

 ▼佐藤優菜の話 悔しいのひと言。途中までは冷静にできていたと思うので、何で(外に)行っちゃったかなというのが正直なところ。

 ▼岸彩乃の話 できて当たり前の構成だったと思う。そこで確実にできなかったのは、2人の責任かなと感じる。(共同)

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2013年11月9日のニュース