ブレイク起死回生3P レイカーズ劇勝

[ 2013年11月9日 06:00 ]

 NBAのレイカーズが敵地ヒューストンでロケッツを99―98で下して3勝3敗。最大19点のリードを失って土壇場で追う展開となったが、残り1・3秒にスティーブ・ブレイク(33)が起死回生の3点シュートを決めて試合をひっくり返した。昨季レ軍に在籍したロ軍のセンター、ドワイト・ハワード(27)には意図的な反則で苦手のフリースローに追い込む“ハック・ア・ハワード”で対抗。ハワードは残り3分10秒から12本のフリースローを放ったが、このうち7本を外して古巣に白星を献上してしまった。

 第4Q残り5分56秒からコートに戻ったレイカーズのハワードに対し、近場にいる選手が次々に軽く押しては審判に笛を吹かせた。ダントーニ監督は「うまくいった。あれでハーデン(35得点)の攻撃機会がなくなったからね」とニヤリ。ハワードには15得点14リバウンドを許したものの、弱点を徹底的に突いて“元同僚”に屈辱を味わわせた。残留要請を断って出ていったセンターをつぶしての逆転勝利。アキレス腱断裂のブライアントを欠く中での大きな1勝となった。

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2013年11月9日のニュース